どのように生きるか

病気:躁うつ病・薬物依存(処方箋依存) 趣味:ウォーキング・読書・太極拳 宗教:天理教 平和:九条の会 一言:リンクを有効に活用してください!(本ブログはトラックバックの受付は行っておりません)
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - | pookmark |
谷中銀座
根津神社から谷中銀座、庶民の街を満喫しました。ご存じNHK朝ドラ、ひまわり、松島菜々子さんのお住まいです。山下達郎のドリーミングガールの音楽も素晴らしかったです。谷中七福神でも有名ですね。
商店街の写真がなくご免なさい。ころっけ屋さんが繁盛していました。
谷中銀座1
谷中銀座2
谷中銀座3
谷中銀座4
| 労働 | 00:02 | comments(0) | - | pookmark |
名ばかり管理職
ただ働き・長時間労働なくせ

 「店長」などの肩書が付けられただけの「名ばかり管理職」が、大手の外食産業や小売りなど多くの業界に横行し、ただ働きや長時間労働が大きな社会問題になっています。労働基準法の適用除外規定を悪用し、「肩書」に誇りと責任感をもった労働者の頑張りを逆手に取ったもので、企業経営者のあくどさに怒りを感じます。

 会社だけが成長し、労働者は疲れ果てて病に倒れる例も少なくありません。こんな企業の働かせ方を許すわけにはいきません。

使い捨ては許されない
 労働基準法では、一日八時間、週四十時間という労働時間の上限を定めており、これを超えて残業させる場合や休日に働かす場合には、時間に応じて割増賃金を支払うよう企業に義務づけています。

 監督や管理する地位にある「管理監督者」については、労働時間、休憩および休日に関する規定を適用しないと定めており、時間外労働や休日勤務の割増賃金の支払い義務が免除されています。

 しかし、役職名さえあれば管理監督者と認められるわけではありません。管理監督者であるかどうかは、経営者と一体的な立場にあるか、勤務時間の自由裁量があるか、職務に見合う待遇があるか―などの基準が満たされていることが必要です。

 「名ばかり管理職」は偽装管理職ともいえるもので、管理監督者が労働時間規制から除外されていることに着目した企業経営者が、人件費を削減するために設けたものでしかありません。

 日本マクドナルドの直営店長が、管理職扱いされて残業代が出ないのは労基法違反だと訴えた東京地裁判決(一月二十八日)は、大きな注目を集めました。判決は、「職務の権限や待遇から見て店長は管理・監督者にあたらない」とし、残業代など七百五十五万円の支払いを同社に命じました。店長は、最長で月百三十七時間もの残業を強いられ、車の中で寝ることもありました。

 紳士服大手のコナカ、日本ケンタッキー・フライド・チキン、メガネマートなどの企業やガソリンスタンドでも同様の問題が起こっています。帰宅もままならず家族はバラバラ、人間を機械部品のように使い捨て、過労死を生みかねない非人間的労働は絶対にあってはなりません。

 マクドナルド裁判で明らかになった「名ばかり管理職」の違法性や反社会性は、氷山の一角です。東京地裁判決が、「名ばかり管理職」を設けている外食や小売りチェーンなどに衝撃を与えているのは当然です。

 一部とはいえ、制度の見直しを始めた企業が現れ始めています。残業代や解決金を支払ったり、「管理職」と協定を結ぶなど経営側に一定の変化も生まれています。厚生労働省も、全国の労働局にたいして、企業への適切な監督指導をおこなうよう求める通達(一日付)を出しました。労働者の勇気ある告発とたたかいとともに、違法を許さない世論を盛り上げるチャンスです。

働きがい感じる労働を
 仕事は誰かがやらなければ始まらないし、やる人がいなければ肩書だけの「管理職」に責任と残業が重くのしかかり、次第に肉体的にも精神的にも追い込まれていきます。

 働きがいを感じ、人間らしい生活ができるよう、「名ばかり管理職」は直ちにやめるべきです。

 労働者と国民のたたかいで、ただ働き、長時間労働をなくすことが重要です。


| 労働 | 23:17 | comments(0) | - | pookmark |
派遣法改正 今国会で
手元の残金月2万/やけどでも病院行けず
6党から参加 青年訴え
全労連が集会

 今国会で労働者派遣法の抜本改正を求める集会が二十七日、全労連の主催で衆院議員会館で開かれました。日本共産党、民主党、社民党の議員があいさつし、自民、公明、国民新党の議員秘書らも出席。労組、学者、弁護士など幅広い参加者が一堂に会し、連帯して抜本改正を実現させようとの発言が相次ぎました。

 「薬品工場でやけどをしても病院にも行けず、仕事ができないからと金属バットで殴られた

 「日雇い派遣では手取りは月二万しか残らず苦しい。どこに向かって生きているか分からない」

 青年の派遣労働者が生々しい実態や窮状を語ると、場内から驚きや怒りの声があがりました。

 「派遣先のスーパーが直接雇用を申し出てきたが、派遣より時給が安いと断ったら解雇された」―違法派遣をしても派遣先に正社員化の義務がない現行法の欠陥や、自治体職場からも「自治体が派遣会社をつくって脱法的に公務職場に派遣している。公務労働の破壊、住民サービスの低下を招く」と告発されました。

 あいさつした日本共産党の小池晃参院議員は、日本共産党の志位委員長の質問に「日雇い派遣は好ましくない」と福田首相が答えざるをえないなど、世論と運動で政府・財界を追い詰めていることをあげて、「たたかいと国会論戦が新たな局面を切り開いている。さらに運動をすすめて、今国会で抜本改正を必ず実現しよう」とのべました。

 民主党の山田正彦衆院議員、社民党の近藤正道参院議員も「日雇い派遣禁止など改正法案のつめを急いでおり、四月にも法案を提出したい」(山田氏)とのべました。

 主催者あいさつした全労連の小田川義和事務局長は「世論は改正を求めている。組織やこれまでの経過を超えて、労働組合間の共同を強く呼びかけたい」とのべました。連合加盟労組などでつくる、格差是正と派遣法改正を実現する連絡会、全労協、労働弁護団の代表らが「今こそ改正を実現するチャンスだ」と訴え、脇田滋龍谷大教授が抜本改正の課題を報告しました。


| 労働 | 21:58 | comments(0) | - | pookmark |
派遣労働追及 志位質問に反響続く
アクセス 党HP(動画)に1万件
派遣奴隷工場変えられるかも。応援するゼ

 貧困と格差の広がりの背景にある雇用問題、とりわけ人間をモノのように使い捨てにする派遣労働の問題を取り上げた日本共産党・志位和夫委員長の質問(八日、衆院予算委員会)への反響がやみません。党本部に寄せられた電話、メール、ファクスは百件を大きく超えました。また、党のホームページ上の「JCPムービー」に掲載した動画へのアクセスは一万件近くになり、寄せられた感想も百件にのぼっています。いずれも従来にない規模の反響です。ホームページに寄せられた感想を紹介します。

よくぞ追及
 派遣労働者や親から「よくぞ追及してくれた。感動した」と感謝のメールが多く寄せられています。

 「よくぞ、おっしゃっていただきました。やった! 明日からの仕事がやっていけます。仕事に仲間達といっしょに歩んでいきたいです。励ましを受けた感じです」

 「私も三十代半ばで会社が倒産し約七年定職を求め数十社受験をしてきましたが、人材派遣がさまざまな職場にまで台頭し結局定職に就けず将来も見いだせません。何のために学生時代勉強し会社でも社会的正義を果たすために頑張ってきたのか。それを否定されているようでものすごく悲しいです。今回の国会質疑久しぶりに胸を打つ論議で感動いたしました」

 「日本の将来を担う若者が正規の仕事が無く日雇い労働者として明日に希望も無く働かせられていることに怒りを感じます。それも大企業が法を破って公然と行っていること。国の調査がされていない事にもビックリです。甥(おい)がキヤノンで働いています。心配です」(64歳女性)

 「委員長の質問に涙が出てしまいました。本当に、ひどい働かせかたをしている企業にきちっと社会的責任を果たすよう要求するとともに、このような状況を許している法律の抜本的な改正が必要であることを強く感じました」(磐田市 男性)

 「本当に国民の立場に立った素晴らしい質問でした。現場での実態を踏まえ説得力のある追及に感動しました。日本共産党の政策や理念がもっと広く知られ、21世紀の日本社会をリードして行くことを期待しています」(高校教員)

 「息子が派遣労働者としてキヤノン大分工場で働いていましたが、実態はご指摘のとおりで、特に派遣労働者には、正社員への受験すら認められていないとのことで夢が持てないことが不憫(ふびん)でした」

 「志位氏の質問・追及は大変具体的でしかも的を射たものでした。私の二十八歳になる息子もこの六年間日雇い派遣労働に従事しています。いまだ年金、保険にも入れず年金生活者である私の被扶養家族となっています。志位氏の主張する労働者の立場に立った日雇い派遣の法律改正を是非早めてくださるようお願いします」(千葉県 68歳=男性)

核心ついた
 核心をついた志位委員長の質問には、「さすが共産党。このような政党の必要性をいまさらながら感じた」などの共感が多くありました。

 「32歳の男で時給740円のコンビニで4時間勤務しています。派遣の実態をよく国会の場で聞かせていただき国民の一人として共産党を誇りに思います」

 「志位さんの本質をついた質問は淡々とした中にも迫力があり、政府から一定の答弁を引き出したことに、このような政党の必要性をいまさらながら感じました、高校卒業後アルバイトで生活している二人の子供たちに見せてあげたいと思いました」

 「本当に心から感動しました。かつてこれほど弱い派遣の立場にたち理路整然と熱弁をふるってくれた議員がいたでしょうか? 何気なく見ていたTVでくぎ付けになり胸が熱くなりました。これからも共産党には是非頑張っていただきたい。私たちのような弱者の代弁をしてくれる党は他にありません」

 「涙がでます。企業献金をもらっていない政党でなければこんな質問はできません! 非正規社員や派遣労働者は将来不安。正規社員はサービス残業、過労死寸前。今の社会は異常です! 共産党を応援していかなければ、労働者の明日はないと思います」

 「『共産党』というと、怖いイメージがあったので、志位さんの紳士的な優しい雰囲気に意外な感じがしました。外国の共産党のイメージに引きずられず、わたしたちのために働く政党は正しく評価しようと思いました」

 「労働者に不利な派遣労働がどうしてこんなに増えたのか疑問に思っていました。一九九九年に派遣労働が解禁され法律的に許されたことが全ての原因だったのですね。法律が働く人を守ってくれなくては日本の将来も危ういです。何のための政治・法律なのでしょうか? わかりやすくて核心を突いた志位委員長の質問に感激しました」

頼りになる
 志位委員長の質問は「高い倫理観と日本の未来を見通す確固たる哲学」とのメールも寄せられています。

 「未来のために、今働き盛りの世代を『育てていく』そんな社会が『当たり前』とされる世の中を希望いたします」

 「労働者保護法にという志位さんの主張に人間を愛する高い倫理観日本の未来を見通す確固たる哲学を熱く感じた」

 「五十一分パソコンで見聞きしました。本当に素晴らしい、未来に頼もしい発言でした。ありがとうございました。若い親、孫のことが目に浮かび、この子たちが、早く、生きいき働き、安心して生活できる社会がくることをのぞみます」

 「私の主人も今現在五十歳、以前の会社が倒産して、その後派遣会社登録後、大手電気メーカーの派遣社員です。メーカー直接雇用を希望していますが、中々応じてもらえません。派遣法の禁止を是非、お願いします。たったこれだけで、税収は増え、市場は活気を取り戻し、日本の将来は大きく変わると思います。日本を将来の夢が描けるまともな国にして下さい。お願いします!!」

 「よく言ってくれた。おれたちは人間だ。物でもロボットでもない。痛みも苦しみも感じる、生まれて良かった生きていて幸せだと思いたい。会社、工場は立派な顔した派遣奴隷工場。でも変えられるかもしれない。しいさんみたいな国会議員が増えれば変えられる。おれたちも応援するゼ!!」

| 労働 | 19:07 | comments(0) | - | pookmark |
有期雇用労働者にも育児休業を
有期雇用の育休
15万人中たった147人
厚労省調査
取得後違法の雇い止めも 抜本改正が必要

 パートや派遣など有期雇用労働者にも育児休業を認めた改正育児・介護休業法の施行(二〇〇五年)から、この春で三年がたちます。施行状況をふまえて、現在、厚労省「今後の仕事と家庭の両立支援に関する研究会」で、今後の育児休業制度等の仕事と家庭の両立支援策について検討中です。

 研究会ではこれまで、国内外の両立支援策についての調査をすすめ、第五回会合(一月二十一日)では、有期雇用労働者の育児休業の問題で、関係者らからヒヤリングをおこなっています。

 有期雇用労働者への適用拡大のあり方は、前回の改正で大きな焦点となりました。適用条件が、一年以上雇用され、かつ子どもが一歳になって以降まで雇用継続が見込まれるなど、きびしく規定されました。これでは多くの人がとりにくいと指摘され、国会審議でも日本共産党をはじめ改善を求める意見が相次いだために、付則に「施行後適当な時期」の検討が盛り込まれた経過があります。

 ヒアリングからは、有期雇用労働者の取得の少なさ、正社員との格差、休業後の雇い止めなど、改正時に危ぐされたような実態があきらかになりました。

正社員と格差
 研究会で報告された厚労省の委託調査結果によると、調査対象は小売業三社、登録型労働者派遣業二社で、有期契約労働者十六万人余のうち約十五万人が女性です。そのなかで法改正後の育児休業取得者は百四十七人にとどまります。

 一方、正社員では、小売業三社の計約八千人の女性のうち、同時期の取得者は三百人以上です。年齢層、未婚既婚など条件が違うため単純な比較はできませんが、取得状況には大きな開きがあることがわかります。社内規定でも、正社員には法律を超えた長期の休業や短時間勤務などを認めるようになっていますが、有期雇用労働者は適用されないなどの格差がありました。

 また約七百五十の人材派遣会社が加入する日本人材派遣協会からは、派遣労働者の育児休業の取得は少なく、就労を休止する人が多い実態が報告されました。業界としては制度の積極的な周知もしておらず、取得した人も自分でインターネットなどの情報を集めたり、口コミで知った例が多いといいます。そして取得できても、休業後に同様の派遣先がある場合は少なく、「結果的に雇い止めをすることが多い」と報告されています。

指導おろそか
 休業の取得による雇い止めは育児・介護休業法で不利益取り扱いとして禁止されています。にもかかわらずこうした事態がおきているのです。法の周知や業界への指導が徹底されていないのは問題です。また、そもそも登録型派遣というきわめて不安定な雇用形態自体が、休業の取得と職場復帰の大きな障害となっていることを示しています。

 研究会は、今後、有期雇用労働者の休業のあり方の検討をはじめ、育児休業の再取得、短時間勤務、子どもの看護休暇などの論点について検討し、夏ごろまでに検討結果を取りまとめる予定です。誰もが安心して取得できる制度にむけた検討が求められています。

 日本共産党は、六カ月以上の雇用実績のあるすべての有期雇用労働者に休業を認めること、分割取得を可能にするなどをふくむ抜本的な改正を求めています。

 (日本共産党女性委員会事務局・米沢玲子)


| 労働 | 20:44 | comments(0) | - | pookmark |
ここが知りたい特集 労働者派遣法
派遣法を労働者保護法に
日本の未来かかっている
共感よぶ共産党改正提案

 「こんな働き方を許していたら、日本社会の未来はない」。日本共産党の志位和夫委員長が、派遣労働の実態を示し、労働者派遣法の改正を迫った国会質問(8日)は、大きな共感をよび、今国会で派遣法を改正しようとの機運が高まっています。労働者派遣法のどこが問題で、どう改正すればいいのか。日本共産党国会議員団の改正提案(2007年12月17日発表)を紹介します。

厳しく制限
「日雇い」禁止・常用型を基本に


(写真)パネルを示して福田首相に質問する志位和夫委員長=8日、衆院予算委

 「日雇い派遣は好ましくない」「非正規雇用が増加、固定することは、注意が必要」「中長期的にみた場合、そういう雇用は好ましくない」

 志位委員長の質問に福田康夫首相はこう答弁せざるをえませんでした。

 派遣法の導入(一九八六年)と原則自由化(九九年)、製造業への解禁(二〇〇三年)による非正規雇用の増大は「底が抜けた」といわれる貧困の拡大をもたらしています。なぜでしょうか。

 雇用は、労働者を働かせる企業が直接、常時雇用することが原則です。建設現場などに人を送り込み、賃金をピンはねする労働者供給事業は禁止されていました。

 ところが派遣法は、一定の条件のもとに、この間接雇用を認めてしまいました。当初は十六業種に限って実施されました。それが次々に拡大され、いまでは建設や港湾、警備における業務を除いて全業種に拡大しました。

 登録型派遣とは、派遣会社に氏名を登録し、派遣先が決まったときだけ、派遣会社と雇用関係を結ぶというものです。その最たるものが日雇い派遣です。仕事があったときだけ、一日区切りで契約を結びます。

 もともと派遣先が払う料金は、人件費削減のために低くなっています。そのうえに30%から40%を派遣会社が手数料としてピンはねしています。さらに、派遣会社の事業所は五万一千に急増。契約をとるために条件引き下げ競争をやっています。こうして派遣労働者の賃金は、低くなる一方です。

 この結果、雇用は一日区切り、賃金は日給で六千円から七千円、派遣先でも人間扱いされない労働が広がりました。

 政府は、不十分な日雇い派遣指針を出しただけで、今国会での派遣法改正を見送ろうとしています。

 共産党の提案は、派遣法の持つ問題点を是正し労働者保護法にしようというものです。

 「雇用の原則は直接・常時雇用であり、間接雇用である労働者派遣は、臨時的・一時的業務に制限します。常用型派遣を基本とし、登録型派遣は例外としてきびしく規制します」

 働く貧困の根っこを断つ提案です。

代替にしない
期間こえたら正社員に
 労働者派遣は、直接・常用という雇用の原則を崩すものだと当初から指摘されてきました。このため、労働者派遣は、常用雇用の代替のおそれのないと考えられる臨時的・一時的なものに限るとされています。このことを保障する措置として、派遣の受け入れ期間(現行最長三年)を超えて労働者を働かせる場合、派遣先企業は直接雇用を申し込む義務があります。

 ところがキヤノンは総要員の三分の一が派遣・請負です。正社員から派遣・請負への置き換えを大規模にやってきました。しかも、雇用申し込み義務を免れるために実際は派遣労働でありながら、請負を装って働かせていました。この偽装請負はキヤノンだけでなく、多くの企業に広がっています。

 「(キヤノンの)実態がどうなっているか、厚生労働省に確認させたい」。福田首相の志位委員長への答弁です。企業にとって派遣法はじめ現行法を守ることは最低限の社会的責任です。キヤノンは、直接雇用を拡大し、正社員化比率を高める方針を固めたと伝えられています。抜本的是正策が求められています。

 しかし、常用雇用の代替にしないための措置は、申し込み義務のみでは不十分です。派遣労働者を直接雇用にしても最大二年十一カ月の短期契約にして雇い止め(事実上の解雇)をする脱法行為を防げないからです。

 日本共産党の提案は、こう述べています。

 「派遣期間をこえた場合や違法行為があった場合、派遣先が直接雇用したものとみなし、派遣労働者を正社員にします」

 期間の定めのある雇用期間も現行の三年から一年にもどすことも提起しています。

均等待遇を
放置できない低賃金
 派遣労働者は、職場では正規労働者と同じ仕事をしながら、賃金は半分から三分の一という低賃金です。呼ばれるのは「ハケンさん」。名前ではありません。

 派遣社員にとって働く先は「お客さま」です。女性がセクシュアルハラスメント(性的嫌がらせ)を受けて、雇われている派遣会社の上司に相談したら、「相手はお客だから」といわれた例もあります。

 「同じ仕事をしている同じ労働者なのに、派遣というだけで、生活もできない低賃金に置かれ、人格さえ否定される。口惜しくてならない」。派遣労働者の告発です。

 この放置は一刻も許されません。共産党の提案は「同一労働同一賃金の原則をつらぬく」。正規社員との均等待遇の実現を掲げています。ヨーロッパでは当たり前の原則です。年次有給休暇の保障やセクシュアルハラスメントについて禁止し、告発・是正する権利を派遣労働者に保障します。

提案のポイント
 (1)労働者派遣法を「派遣労働者保護法」に抜本的に改める。

 (2)派遣労働者の雇用と収入を安定させるために、労働者派遣は、臨時的一時的業務に制限。派遣元に常時雇用される常用型を基本にし、仕事があるときのみに雇用される登録型は例外としてきびしく規制する。

 (3)日雇い、スポット派遣はただちに禁止する。

 (4)派遣期間の上限は一年にする。

 (5)派遣期間の一年を超えた場合、派遣先が直接雇用したものとみなし、派遣先での正社員化を実現する。

 (6)派遣を理由とする差別を禁止し、派遣労働者に均等待遇を実現する。

 (7)派遣労働者の賃金を確保するために、派遣元のマージン率(派遣手数料)の上限を規制する。

 (8)派遣元・派遣先企業の責任を強化する。

 (9)違法行為にたいする労働者の申告権を保障し、告発・是正を求めたことを理由とする不利益扱いを禁止する。

 日本共産党は各界を訪ね、「労働者派遣法改正要求」の内容を紹介し、懇談しています。各界の反応は…。

「歓迎」「今チャンス」 現場の声
 日本青年団協議会・渋谷隆事務局長 日雇い派遣の実態はおかしい。規制緩和の結果が今の状況を生み出している。規制して、あるべき姿にする必要がある。

 日弁連・藤田美津夫副会長 問題は十分認識しており、関心をもっている。

 全労連・宮垣忠事務局次長 労働者派遣法の見直しが一番大事な課題になっている。法改正に向けて議員要請に力を入れていきたい。

 JMIU・生熊茂実委員長 07年春闘から、労働者保護法が必要だといってきた。日本共産党の法改正要求は、同じ方向であり、心から歓迎したい。みなし雇用規定をかかげているのは、私たちのたたかいの経験からみても重要だ。ぜひ立法化をお願いしたい。

 自由法曹団・鷲見賢一郎弁護士 日本共産党の法改正要求は、タイムリーな時期にだされた。適切な提起がたくさんある。労働者派遣法の抜本改正に正面からとりくまなければならない。共同していきたい。

 全労協・中岡基明事務局長 ワーキングプアの典型が派遣と請負だ。歯止めをかけなければならない。いまがチャンスだと思う。国会内外のたたかいが必要だ。

 首都圏青年ユニオン・河添誠書記長 ことしが派遣規制の大事な年になる。労働者保護の立場で、運動の一致点を広げて、がんばりたい。

 派遣ユニオン・関根秀一郎書記長 労働者派遣法改正の世論と運動をつくるうえで、日本共産党が法改正要求をいち早く発表した。国会内で力を尽くしてほしい。

「今国会で実現」 広がる世論
 厚労省は今国会での労働者派遣法の改正を見送りましたが、与野党を問わず政党や労働組合、市民団体などの間で「今国会で改正を」との世論と運動が広がっています。

 日本共産党、民主党、社民党、国民新党の代表らと、全労連や連合などに加盟する労働組合などが一堂に会して、労働者派遣法の抜本改正をめざすシンポジウムが昨年から三回開かれています。

 各党の代表とも「日雇い派遣は禁止を」「均等待遇の実現」と主張。一致点が広がっています。

 民主党は、派遣対象を原則自由化した九九年の派遣法改悪に社民党とともに賛成しました(当時は旧民主党と自由党)。しかし、国民世論の高まりを受けて、日雇い派遣禁止などを盛り込んだ改正案を今国会に提出することを表明しています。

 自民党や公明党も見直しをいわざるをえなくなっており、公明党の太田昭宏代表は、日雇い派遣を禁止する派遣法の改正案を今国会に提出したい考えを表明しています。

 一九八五年に制定された派遣法が九九年に原則自由化されたとき、これに反対した政党は日本共産党だけでした。日本共産党はその時、労働者派遣法を「派遣労働者保護法」に改める改正案を発表し、登録型派遣の禁止などを打ち出しました。

 それが今では、改悪に賛成した政党も含めて、登録型派遣の禁止などで一致点が広がりつつあることは大きな変化です。「日本共産党の主張とみんなが一致してきている」と語る記者もいます。

 しかし、具体的な改正内容については、「登録型派遣は残すべきだ」として不安定雇用を温存する動きなど逆流も出てきています。財界は逆に規制緩和を求めており、これからのたたかいが焦点になっています。


| 労働 | 18:43 | comments(0) | - | pookmark |
派遣労働の規制強化へ舵切り替える時
志位質問
雇用破壊の根本ただす
 「人間をモノのように使い捨てにする働かせ方をやめるべきだ」―八日の衆院予算委員会の基本的質疑で、社会問題になっている派遣労働の実態を取り上げた日本共産党の志位和夫委員長。若者の深刻な実態を突き付けられ、福田康夫首相も「決して好ましいものではない」と述べるなど、労働者派遣法の抜本改正が緊急課題であることが浮き彫りになりました。

不安定・低賃金・危険
日雇い派遣禁止を
“使い捨てダメ”と厚労相
 「体調を崩して休めばたちまち収入が途絶え、アパート代すら払えず『ネットカフェ難民』に落ち込む」――派遣労働の中でも最も不安定で無権利状態にある「日雇い派遣」の問題を取り上げた志位氏。全労連、首都圏青年ユニオン、派遣ユニオンなどから寄せられた生々しい実態をもとに、日雇い派遣を禁止し、安定した雇用を保障するよう求めました。

 日雇い派遣は、派遣会社に登録し携帯電話にメールで集合時間と仕事先が送られてきます。契約期間は一日だけ、手取り額も六千円から七千円にすぎません。究極の不安定雇用であり、異常な低賃金のうえ、労働災害も多発しています。
 派遣が禁止されている建設の解体現場で働かされ、正社員が防じんマスクをするなか派遣労働者はタオルをまいただけで作業をしていた人もいました。志位氏は、「こんな非人間的な労働はない」という労働者の訴えを紹介し、「日雇い派遣が人間をモノのように使い捨てし、人間性を否定する労働だという認識はあるか」と迫りました。

 舛添要一厚労相は、「使い捨てという形で労働者を扱ってはいけない」と答えざるを得ませんでした。
 さらに志位氏は、政府が出した日雇い派遣の指針について実効性があるのかと追及。派遣会社フルキャストから派遣され、沖電気関係の会社で二年にわたって日雇い派遣として働いていた二十六歳の女性に、一日単位で渡されていた書面での労働契約書の束を示してただしました。

 指針では労働内容を書面で明示するよう求めていますが、志位氏が掲げた契約書の一番下には、「(契約)更新の可能性有り」と書かれているだけで、これでは更新されない可能性もあり、不安定雇用をなくす保障はありません。

 志位氏は、実際この女性が二年間働いたあげく「もう来なくていい」の一言で解雇された事実を指摘し、「(指針は)およそ現実をみない机上の空論だ」と厳しく批判しました。

 志位 一九九九年の派遣労働の原則自由化が、登録型派遣と結びついて日雇い派遣という働かせ方をつくりだしている。歯止めをかけるべきではないか。
 首相 日雇いという形は、決して好ましいものではないと考えている。
 志位 重要な答弁だ。好ましくないという方向で法改正に踏み切るべきだ。
 志位氏は、労働者派遣法改正による日雇い派遣の禁止と、安定した雇用への転換を主張し、「そのイニシアチブを首相に果たしてもらいたい」と求めました。
 日雇い派遣 派遣会社に登録し、仕事があるときだけ働く「登録型派遣」の一種。携帯電話やメールで紹介された派遣先で日替わりのように短期就労を繰り返す働き方です。一九九九年の労働者派遣法改悪で派遣労働が原則自由化されて以降急増しています。

 年収二百万円にも満たない低賃金のうえ、明日の雇用の保障もないため、究極の不安定雇用と呼ばれています。

 日本共産党は、「日雇い派遣」を禁止し、安定した仕事の保障を求めています。
企業は違法でも おとがめなし
労働者保護へ改正を
 港湾・建設業務への違法派遣、「偽装請負」…。派遣最大手・グッドウィルに対する事業停止処分は派遣労働の世界に無法が横行していることを象徴的に示しました。

 志位氏が指摘したのは「現行派遣法が、悪質な派遣元企業、派遣先企業を保護する法律になっている」という問題です。志位氏は、この問題で処分・告発がどう行われたのか、パネル( 砲鮗┐靴泙靴拭G標業の許可をとっていない東和リースだけが職安法違反で刑事告発されましたが、派遣元のグッドウィルや二重派遣にかかわった他の派遣会社は「行政処分」しか受けていません。

 さらに、派遣先企業にいたっては何の処分もされず、企業名の公表すらされていません。

 実際、この間、相次ぐ「偽装請負」の派遣先企業には、トヨタ自動車、キヤノンといった大企業のグループ会社がズラリと並んでいます。しかし、志位氏が、「偽装請負」を摘発された派遣先企業のうち、勧告、公表という行政処分を受けたのは何社かとただすと、厚労省は「ございません」(太田俊明職業安定局長)と認めました。

 「派遣先企業は違法行為の『共犯者』なのに何のおとがめもなしだ」と追及する志位氏。「『偽装請負』で一番大もうけしているのは派遣先の大企業だ。異常というほかない」と強調しました。

 派遣法は、労働者を無法から守るために機能しているのか―。厚労省が「是正指導」をした結果、「偽装請負」で働かされていた労働者がどうなったのか同省が二〇〇六年十二月分について行った後追い調査の結果を明らかにしました。(パネル◆

 それによると、「偽装請負」で働かされていた八千四百四人のうち、摘発によって「期間の定めのない直接雇用」(正社員)となったのはわずか十八人(0・2%)。約九割の人が派遣・請負という不安定雇用のままです。しかも、離職を余儀なくされた人は三百六十一人にのぼっています。

 志位氏は「現行派遣法は、違法行為が摘発された場合に、派遣元、派遣先企業は保護するが、労働者は保護していない」と告発しました。

 志位 総理、このシステムはおかしいと思わないか。
 首相 是正指導にさいしては雇用が失われないよう派遣先、派遣元の企業に指導している。
 志位氏は「社員になったのは十八人。雇用を失った人の方が多いというのが実態だ」と述べ、派遣法の抜本改正が求められていることを強調しました。

 偽装請負 実態は労働者派遣なのに、派遣元企業に仕事を請け負わせる形を装って違法に働かせること。

 労働者派遣法では、派遣先企業は一定期間後には直接雇用を申し入れる義務や、労働安全上の責任が生じます。また労働者を直接雇用すると、年金など社会保険料を負担しなければなりません。偽装請負は、こうした義務や責任を逃れるのが目的です。

正社員を派遣で代替
「コスト減」とキヤノン
首相「実態確認させる」
 政府は、派遣は臨時的・一時的業務に限り、正社員を派遣労働者に置き換える「常用代替」にしてはならず、同一業務への派遣は最長三年までに制限するとしてきました。

 志位氏の質問に福田首相は「臨時的・一時的な労働力の需給調整制度に変わりはない」と認めました。

 この原則が守られていないのが実態だと指摘した志位氏。日立のグループ企業で働く若い女性が五年間も同じ業務に派遣されながら、法律に触れないように班を変えられ、派遣が続いている実態を示しました。

 志位 班だけを変えて長期間劣悪な状態で働かせることが許されるのか。

 厚労相 法律に違反しているなら指導し、是正させる。

 実態を無視できない舛添厚労相に対して志位氏は、厚労省の「労働者派遣事業関係業務取扱い要領」で、「班などを変えれば長期間同じ派遣先で働かせてもよい」と「脱法行為のすすめ」までしていることを批判。三年の期間制限違反が摘発されても正社員になれたのは、ゼロであることを示し(パネル)、「常用代替」を禁止する実効措置が必要だと迫りました。

 さらに、日本経団連会長企業であるキヤノンではひどい実態が―。

 キヤノンは内部資料で「外部要員の活用は、…労働コスト面からも非常に有益であり、派遣労働者・請負労働者の活用の機会は今後さらに増してくる」と「常用代替」によるコスト削減の狙いを自認。大分県のグループ企業の工場では操業から八年もたつのに派遣労働者が半数を占めています。

 志位 八年も操業を続けているのに半数は派遣労働者というのは、おかしいではないか。

 厚労相 企業には社会的責任が問われる。法律を守り、胸を張れる企業になってほしい。

 さらに滋賀県長浜市の工場では、ある製造ラインの二十四人が全員、派遣労働者です。労働者が秒単位の仕事に追われ、「まるでモノ扱い。自動機械のように働かされる」という声を志位氏が紹介すると、他党議員から「ひどいじゃないか」との声が上がりました。

 キヤノンの御手洗冨士夫会長・日本経団連会長の参考人招致を求めると、他党議員から賛同の声が上がりました。

 志位 日本のものづくりを支える労働者がこんな働かされ方をして日本の将来があると思うか。
 首相 実態は厚生労働省に確認させる。若者の間で非正規労働が増加、固定化することには注意する必要があり、派遣制度の見直しに努めたい。
 実態を示して迫る志位氏に、とうとう首相も調査と見直しを約束しました。

 志位氏は、「労働者派遣法を、派遣労働者保護法へ抜本的に改正すべきだ」として、常用代替原則の明文化などを提起。
 首相が、「中長期的に見てこの雇用の形は好ましくない」と答えたのに対して志位氏は、「今こそ労働法制の規制緩和から強化へとかじを切り替え、大企業から家計・国民に、経済政策の軸足を転換すべきだ」と主張しました。
| 労働 | 20:06 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
派遣法改正し“労働者保護法”に
人間“使い捨て”では未来ない
衆院予算委 志位委員長が気迫の質問

 「労働者派遣法を“派遣労働者保護法”へと抜本的に改正すべきだ」―。日本共産党の志位和夫委員長は八日、衆院予算委員会で基本的質疑に立ち、人間をモノのように使い捨てにする派遣労働の深刻な実態を告発、労働者を守らない派遣法の問題点を具体的に指摘し、福田康夫首相にこう迫りました。与野党席からも「いい質問だ」「その通りだ」の声が上がった気迫の質問に、首相も一定の前向きな答弁をせざるをえませんでした。

《関連》派遣労働の規制強化へ舵切り替える時/志位質問 雇用破壊の根本ただす

首相“日雇い派遣好ましくない”

 志位氏はまず、派遣労働の中で最も不安定・無権利のもとにおかれている日雇い派遣の実態を示しました。

 「倉庫作業といわれていったら冷凍倉庫。軍手しか持っていかなかったので半日で両手とも凍傷になった」…。

 日雇い派遣の非人間性を労働者の生の声で告発する志位氏に、首相は「日雇い派遣は好ましくない」と答弁しました。

 志位氏は、現行の派遣法の問題点を厳しく指摘しました。派遣最大手のグッドウィルが違法行為を繰り返し事業停止命令を受けた事件では、派遣業の許可をとっている会社は刑事告発を免れ、派遣先企業は企業名の公表も勧告も受けていません。一方、「偽装請負」で働かされていた労働者のうち、厚労省の是正指導後に正社員になれたのはわずか0・2%です。

 「派遣元企業・派遣先企業は保護するが、労働者は保護しない。おかしいと思わないのか」と迫る志位氏に、首相は「雇用が失われないよう指導する」と答弁しました。
 志位氏はさらに、現行派遣法には「根本的問題がある」と強調。政府は、「正社員から派遣への置き換えの禁止」を原則とし、その担保として「派遣期間の制限」を設けています。しかし、実際には「短期の雇用契約を繰り返し更新する」「『班』『係』を変える」などのやり方が横行。違法が摘発されても、正社員になれた労働者は一人もいないのが実態です。

 志位氏は「実効ある措置が何一つない」と述べ、派遣法が原則自由化されて以降、正社員が減り、派遣労働者が増えつづけている事実を指摘。その実例として精密機器メーカー・キヤノンの雇用実態を告発しました。

 志位氏が示した同社の内部資料は「外部要員の活用は…労働コスト面からも非常に有益」と、リストラのための派遣導入を“告白”しています。実際、大分県のキヤノンマテリアルでは直接雇用千百六十人に対し、派遣・請負千七百二十人と半数以上を占めます。

 志位氏は「手元に残る給料は十万円以下、健康保険にも年金にも入れない」と訴える若者の叫びを紹介し、「『世界のキヤノン』といわれる製品を作っている労働者がこういう状態におかれている」とただしました。首相は「実態がどうなっているのか厚労省に確認させる」と表明しました。

 最後に志位氏はILO(国際労働機関)のリポートも紹介しながら、「非正規雇用を放置していては、日本社会の未来がない」と労働法制の規制強化を主張。福田首相は「中長期的に見て、若者の不安定雇用は良くない。政府も気配りしていきたい」と答えました。

「絶望の中で一筋の光」
キヤノン元派遣労働者
 キヤノンの電子工場で派遣で働いていた人から、日本共産党の志位委員長の質問に、「将来が見えず、不安で仕方ありません。世の中こんなものだと絶望していましたが、志位さんの質問を見て、一筋の光が見えた気がします」というメールが届きました。

 「ライン主任を任されていましたが、私以外全員外国人でした。深夜の残業は当たり前。毎週のように休日出勤。『代わりはいくらでもいる』がキヤノンの口癖です。あるとき私のラインの人が流産しましたが、次の日には仕事にきていました。休んだらもう仕事がないですから。こんな会社が国際優良銘柄であってはならないと思います」と現場を告発しています。

 労働者派遣法 非正規雇用を増大させ、ワーキングプアの温床となっているのが、労働者派遣法です。雇用は直接雇用が原則であり、労働者を他の企業に派遣して賃金を「ピンはね」することは、労働基準法などで禁止されていました。しかし、一九八五年に労働者派遣法が制定され、九九年には原則自由化、二〇〇三年には製造業にも解禁され、ほとんどの業務に労働者を派遣することができるようになっています。


| 労働 | 19:58 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
公務員制度「改革」
特権官僚制を温存
政府の懇談会 天上がりも自由化

 政府の「公務員制度の総合的な改革に関する懇談会」(座長・岡村正東芝会長)は三十一日、特権的官僚制を温存し、官民癒着の「官民交流の促進」などを盛り込んだ報告書をまとめました。

 総理大臣や閣僚を支える「国家戦略スタッフ」「政務専門官」を新設。国会議員との折衝は閣僚と政務専門官が行い、それ以外の公務員の接触は閣僚の命令がある場合に限定します。国会のチェックを逃れ、政権党に奉仕する公務員づくりをすすめる方向です。

 採用試験だけで将来の処遇まで決まる現行キャリア制度は、「総合職」「一般職」「専門職」に再編。大卒の総合職が幹部登用に優遇される仕組みは変わらず、特権官僚制度を温存しています。

 「すべての公務員が民間企業の業務と倫理を学ぶ」「官民交流の促進」として、すべての公務員を企業に出向させるなどもうけ優先の民間企業の論理を行政に持ち込み、官民癒着の「天下り・天上がり」を自由化する内容になっています。

 「行政効果」など政権党の政策を実行してどれだけ成果をあげたかで評価する「成果主義」を導入。公務サービスをゆがめるとともに、「全体の奉仕者」から、時の政権党や財界に奉仕する公務員に変質させるものです。年功昇給は「二十年で停止」としており、公務労働者の生活を脅かす内容です。
 一方で、ILO(国際労働機関)から勧告も受けた労働基本権(団結権、団体交渉権、争議権)については、労働協約締結権の付与を明記した政府専門調査会の報告書を「尊重する」としています。消防職員などの団結権や争議権には言及していません。人事院を廃止し、人事を一元管理する内閣人事庁(仮称)の創設を打ち出しました。同庁設置法案は二〇〇九年の通常国会に提出し、その他の改革も五年以内に実現するよう求めています。答申を踏まえて政府は、国家公務員制度改革基本法案を策定し、今国会に提出する方針。

| 労働 | 20:12 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
08春闘 貧困なくせ
「生活苦しい」が6割
正社員1万円・パート時給100円賃上げを
春闘アンケート

 〇八春闘で、全労連などでつくる国民春闘共闘委員会が行った要求アンケートの集計がまとまりました。正社員とパートのいずれも六割が「生活が苦しい」と回答。賃上げ要求額は正社員で一万円、パートは時給で五十―百円が最多でした。
 「はたらくみんなの要求アンケート」は、組合内外の正規と非正規の労働者約十三万六千五百人から集めました。

 生活実感をたずねた回答では、正社員とパートの双方で、「やや苦しい」が四割近くを占めて最多。「かなり苦しい」との回答とあわせると、「苦しい」人が正社員で65・1%、パートで61%にのぼりました。

 パートの時給は、八百円台が21・4%と最多を占め、千円を下回っている人は50・6%でした。

 賃上げ要求額では、正社員は一万円が24・4%、三万円が18%、五万円が13・8%と続き、平均で二万八千七百八十円でした。

 パートの時給引き上げ要求は、五十円19・5%、百円18・8%となっており、百円以上が35%(無回答25・2%)をしめ、平均百五円でした。

 パートに職場の不満を聞くと(複数選択)、「賃金が安い」が36・3%と最も多く、「正社員との賃金・労働条件の格差」が24・9%。雇用契約が更新されない不安を抱く人も9・2%いました。

 正社員が政府に最も実現を求めること(複数選択)では、(1)消費税増税阻止と低所得者への課税強化反対(2)医療や介護、生活保護などの改悪阻止と制度改善(3)年金改善と最低保障年金制度の確立、がいずれも四割台にのぼりました。

 国民春闘共闘委員会ではこうしたアンケートをもとに生計費にもとづく賃上げ要求を積極的に掲げ、「時給千円」をめざす最低賃金闘争とも結んで賃金底上げをめざす春闘方針を決めています。

 すべての組合が「だれでも月額一万円、時給百円」の賃上げなど積極的な要求を掲げて取り組もうと呼びかけています。
| 労働 | 20:00 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< October 2017 >>
+ SPONSORED LINKS
+ RECOMMEND
+ RECOMMEND
+ RECOMMEND
+ RECOMMEND
+ RECOMMEND
+ RECOMMEND
 (JUGEMレビュー »)

この本は、朝日新聞朝刊の「声」欄に載った、人の胸をうつもの、心がゆさぶられるようなもの九十九編を選び作られたものです。この本が”明日を信じる勇気”になれば幸いです。(編集部)
+ RECOMMEND
臨床精神薬理 第10巻10号 (10)
臨床精神薬理 第10巻10号 (10) (JUGEMレビュー »)

批判的に読まれることをお勧めします。何故か、精神科医は薬剤業界からの寄付金で研究しています。癒着構造はマスコミ等でご承知の通りです。あえて言及いたしません。治験データ改ざん等、問題はたくさんあります。患者より自分の利益を優先します。ペンジジアゼピンがどのような歴史の中で日本で承認されたか調べてみるとよいと思います。未だに、承認に関わった精神科医は欺瞞的な態度をとっています。
+ RECOMMEND
+ RECOMMEND
憲法の力 (集英社新書 399A)
憲法の力 (集英社新書 399A) (JUGEMレビュー »)
伊藤 真
憲法改正論議の必読書です! 法律学科の学生・卒業生は是非、お読みください。
+ RECOMMEND
 (JUGEMレビュー »)

精神科に行く前に読んでください!
+ RECOMMEND
+ RECOMMEND
東京の下層社会―明治から終戦まで
東京の下層社会―明治から終戦まで (JUGEMレビュー »)
紀田 順一郎
下層社会の入門書です!
+ RECOMMEND
寄せ場文献精読306選―近代日本の下層社会
寄せ場文献精読306選―近代日本の下層社会 (JUGEMレビュー »)
日本寄せ場学会年報編集委員会
寄せ場の文献案内です。解説が非常に参考になります。
+ RECOMMEND
天の瞳 幼年編〈1〉 (角川文庫)
天の瞳 幼年編〈1〉 (角川文庫) (JUGEMレビュー »)
灰谷 健次郎
灰谷作品の中で2番目に好きな作品です!
+ SELECTED ENTRIES
+ RECENT COMMENTS
+ RECENT TRACKBACK
+ CATEGORIES
+ ARCHIVES
+ MOBILE
qrcode
+ LINKS
+ PROFILE
+ OTHERS
このページの先頭へ